Likeボタンはビジネスになる。それが「ニコニ広告」
ニコニコポイントが一番使われているサービスは「ニコニコ遊園地」 | ニコニコニュース
約1年前に大会議で「流行りだしやります」って言ってた後追いもいいとこのニコニコ遊園地が第一位。
これを見ると、コンテンツ別の強さっていうのが非常にわかってくる。
今現在のニコニコはYouTubeというよりはソーシャルネットワーキングサイトに近いんですよね。
ニコニコのサービスとSNSサービスの類似点
今のニコニコのサービス(ビジネス)をソーシャルネットワークにたとえてみると・・・
ニコニコ遊園地=ソーシャルゲーム
ニコニコ生放送=日記(自己表現の場)
ニコニコチャンネル=コンテンツ付きコミュニティ
ニコニ広告=???
となります。
まぁこれらを全てニコニコはフリーミアム化しているわけです。
例えば、ニコニコ生放送はある意味、mixiでいう「日記」に課金しているに等しいわけです。自分の日常や作品を皆に見てもらいたい欲求があるから、公開するのですから。
ニコニコチャンネルはニーズによるコミュニティをマルっとターゲット化してコンテンツ提供しているサービスですよね。
ニコ二広告は?
この中でニコニ広告って、Facebookやmixi、最近はいろんなところに出てきたLikeボタンや、イイね!ボタンに値するわけです。
実は、日本のSNSの中でも結構早期に導入してたんじゃないかな。
正直、これで何で金が取れるのよっていうのが一番疑問じゃないでしょうか。
Likeボタンは自分のリコメンドに対する広告である。
Likeボタンを押すインサイトを探ってみましょう。
・自身の記録(ライフログ的ブックマーク)
・友達との共有
・動画・記事への応援
・自己顕示欲(僕のセンスは凄くない?)
こんなとこでしょうか。
その中の「自己顕示欲」「動画・記事への応援」から、「広告主になって、あなたの気持を広めませんか?」という提案につなげたのが、まさにニコニ広告だと思うのです。
確かに、いいねボタンを押す消費者は、その時だけ「広告主」とシンクロする位、その商材を愛していますから。
実は、ニコニ広告って凄く緻密なビジネスモデルだなあと思ったのでした。