ブラジルに行ってきます&読書のこと
3月2日〜3月20日までブラジルに行ってきます。それまでにエントリを更新できるかわかりませんが、出来れば2回位書いておきたいです。
ブラジルまで片道30時間近くかかるので、これで本を読まない手はないだろうと思い、書籍を沢山購入しました。ラインナップはこちら。
- 作者: 内田和成
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2009/11/10
- メディア: 単行本
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内田さんの書籍2連チャン。そういえば、買っていなかったなぁと思い、本屋でちょっと論点思考の方を立ち読みして、即購入。異業種の方はぜひ「入門」バージョンということにして、「基礎」バージョンとか「応用」バージョンを出して欲しい。少しビジネス書を読んだ人なら、既知であるケースが多かったし、web系のケースに関しては変化が激しすぎて、既に時代遅れ感があるケースもあった。
論点思考の方は、ご自身が仮説思考と対になる書籍と仰っている通り、文句のつけようがない。この2冊で「手段であるはずのロジカルシンキングが目的化」している流行書籍は全部論破できる(?)はず。ロジカルシンキングの有効性が未だわからない人にぜひ。
- 作者: マイケル・ルイス,中山宥
- 出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン
- 発売日: 2006/03/02
- メディア: 文庫
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小説を読むのは大学に入ってから(院を入れると6年)、3冊目。1冊目が「ザ・ゴール」で2冊目が「ザ・プロフィット」なので、ほぼビジネス小説である。(これもほとんどビジネス小説といえるかもしれない。)小説は苦手。どうしても「で、何が言いたいの?(So what?)」型の人間なため、結末を読みたくてしょうがなくなる。
持論として、ビジネス書は必要な栄養のみを身体に供給する点滴みたいなもので、小説はこれに対し、栄養素以外の味とか情緒が含まれた料理のようなものだと思っている。僕は大学に入って学部の4年間は教科書合わせて3冊しか本を読んでいない馬鹿学生だったので、相変わらず本に親しむというよりは情報を貪るだけになっている。
予想以上に素晴らしかった。固定観念で縛られた業界というのは、無駄に溢れている。これを変えるには理論派のブレインだけでなく、行動力と熱意を伴ったリーダーが必要だ。しかしながら、後者が前の固定観念を潰し、次の固定観念を創ってきた人たちなので難しい。野球好きにはぜひ薦めたい一冊。メジャーリーグの知識がもっとあればかなり楽しめたに違いない。元中日のモッカが1行位出てきたのはうれしかった。
- 作者: 佐々木俊尚
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2009/10/09
- メディア: 新書
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使ってもらえる広告 「見てもらえない時代」の効くコミュニケーション (アスキー新書)
- 作者: 須田和博
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2010/01/08
- メディア: 新書
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広告周りなのに、ニコニコとかmixiとかの話が含まれています。ただ、最近広告関係の本は、陳腐化するのが速すぎるなぁと。書籍という形にそもそも限界があるかもしれない。
さて、違和感を感じたと思いますが、書評を書いている通り、この6冊は旅行に出る前についつい読んでしまいました。なので追加で買った本。
- 作者: 近藤史恵
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/01/28
- メディア: 文庫
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- 作者: 小山裕久
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2006/04/05
- メディア: 文庫
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とりあえず、軽い新書や小説を中心に読んでいきたいと思います。20日は持たないかもしれないなぁ・・・。