足ることを知らず

Data Science, global business, management and MBA

最近面白いと思ったエントリ5選

一つ目
The Personas Project From MIT Is All Kinds Of Cool – TechCrunch

http://personas.media.mit.edu/personasWeb.html


MITメディアラボの研究で面白いのがあったので。人の名前を入力すると検索結果に基づいて、人の構成要素をこんな感じで出すという研究。

こういうのは結構考えてて、webサービスとしてやり始めたら凄く面白いなぁと思っていたのですが、ぶち当たる問題として「検索できる人間であること(ある程度著名人でないと無理)」「どのようにキーワードを設定するのか」といったものが挙げられるわけです。勿論、アルゴリズムの様な技術的課題を踏まえた上でね。
クラスタ化とかやってる研究室は結構近いのかも。どのキーワードで「分ける」のかがポイントだよねーと思ったり。細かすぎると面白くないし、大雑把過ぎてもタグと変わらない。


やってみようとしたのですが、画面が小さいと怒られました。後でやろう。馬鹿野郎。

二つ目
http://japan.internet.com/busnews/20090820/6.html

御存じ大好きフレームワーク系。

生活者はインターネットという万能情報ツールを得て、AIDMA 時代から大きな進化をとげている。商品を知って(Awareness)から購入(Purchase)するまでの時間は大幅に短縮された反面、その間にある検討(Inquiry)局面は、従来とは比較にならないほど緻密で効率的になっている。


特に強力なのは、使用(Use)後に発生するクチコミ(Tweet)や再クチコミ(ReTweet)だ。これが“Social Feedback”というクチコミパワーであり、ソーシャルメディアの真価なのだ。

Inquiry短縮されたかなー。商品によると思うのは僕だけだろうか。書籍なんかはAmazon使う方が、本屋よりも意志決定が伸びた気がします。効率化というのもより多くの情報を得るためには効率化されたシステムだらけになったけれども本来の目的を達成するにはあんまり効率化はされていないなぁと。

ただ、新しい行動パターンを知ることはいいことだ。tweetなんていうホットなワードも入っていることだし。覚えておこう。(上から)


3つ目

iphoneママが登場しているとのこと。
Is The iPhone Mom The New Soccer Mom? – TechCrunch


商品が大ヒットしている証拠になる現象の一つとして、一見ミスマッチなセグメントのターゲットに対しても価値を提供できているという事実があります。

スタバでコーヒー飲んでる喫煙家のおっさんなんて正にそう。
wiiやりまくってるハードゲーマーとかね。

コアプロダクトを「流行」という波によるターゲットの「生活改革」によって見事なホールプロダクトに変化させる力が「メガ」ヒット商品にはあるわけです。


4つ目
3 Google Rivals Plan to Oppose Settlement of Book Suit - The New York Times

これだけ大きなプレイヤーの動きはやっぱり気になってしまいますね。

書籍という知の蓄積を巡って、世界でトップクラスのイノベーションを起こしている会社が争ってるわけです。Google既得権益の機関(the Authors Guild and the Association of American Publishers)と合意に至っているので、今更NPOであるthe Open Book Allianceを作った三社よりも一歩上をいっているとは思いますが。


5つ目
これが一番凄いと思った。


程さんに紹介してもらったブログに載っていたんだけど、これは凄い!
天気に連動してガラスが曇ったり、湿ったりするっていうのはカッコイイよねー。

というか既にこのデザインがiphoneの上を行っている気がします。開発が10年以内だといいなと。