足ることを知らず

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恋愛についての考察

もっと知りたいと思うことともっと知って欲しいと思うことは同義ではないが、この双方が非常に高いレベルに達している時、相手の時間を「征服」したいという欲が出てくる。

友人という多対多の関係では相手のすべてを知ろうとしたり、自分のすべてを伝えようとするプロセスにおいて人生という80年の期間では短すぎる。

だから、一対一というカップルや夫婦といった形を取るのである。

例えば「私」にとっての親は二人いるし、子供も一人とは限らない。確かに父親は一人しかいないが、それは私の運が良かっただけで、実質二人になる可能性もある。

ただ、彼女や嫁といった存在はその人にとってたった一人の存在であり、他に代わりが効かない。お互いに寄与度や依存度の高い存在となる。そこが恋愛というコミュニケーションが他に比べ異様に重視され、利用される一つの理由なのかもしれない。