足ることを知らず

Data Science, global business, management and MBA

備忘録〜一生忘れてはいけない記録〜

今日をもって就職活動を終わった。

僕は就職活動を終わりますといいながら、実は就職活動を続けていて、結果的に裏切ったその会社に

「大変残念ですが御社にはいけません」

という旨を伝えに行った。

電話で全く自分の気持ちを伝えられなかったので、凄く準備をして行ったのだが、この訪問は10分程度で終わった。

それはこんな内容だった。


「君は社会人として甘い。正直に伝えていれば、二社から重要な人材として認められていたものを、この裏切りで少なくともウチからの信頼は失ってしまった。そのチャンスを君は自分から放棄した。これはキツいようだけど、所詮学生の甘さが露呈したと失望したよ。社会に出て、これからいくつかキツイことや似たようなことがあると思う。その時に今回のような形は辞めた方がいい。人の信頼に誠実であるように。君を手放すのだから、僕は君が向こうで活躍することを祈っている。僕が本当に悔しくなるほど活躍してくれなければ、お互い不幸な意思決定になる。だって、ウチでは絶対活躍してくれると僕は踏んでいたんだから。ウチ以上の活躍を向こうで見せてくれ」


僕はこんな言葉が言える社会人になりたい。
もしかすると、僕は会社の選択を間違えたのかもしれない。そして、そう思わせる程、この言葉は効果が抜群だった。

この言葉とあの暖かい眼を絶対に忘れないようにしよう。
僕が働く場所を「何故」選んだのか。


しっかり心に刻もう。これからの山ほどの困難を乗り切るモチベーションの糧になるはずだから。
それなしにやっていける程、俺の選んだフィールドは甘くはないはずだ。

いつか大きくなったときに、ポジティブな恩返しがあの会社に出来るように。会社だけでなく、業界を引っ張る人間に成長するという新しい夢が出来た。