足ることを知らず

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大学で一番力を入れたことを教えてください

僕が就職活動をしてきて、一番困った質問でもあるし、また一番くだらない質問だと思う。

この質問の前提は「大学で一番力を入れた経験なのだから、あなたの人となりがわかるエピソードで、且つそれなりの実績も伴っているはずだ」である。

だが、そうとは限らないのだ。力を入れても大した実績につながらなかったり、正直、流れに身を任せていたら、いつの間にかのめり込んでいたなんてことにもなっているかもしれない。この場合、上記の質問の「期待している応え
」には何一つ該当していない。

このために、この質問に対し、素直に「私はアルバイトに一生懸命打ち込んできました。かくかくしかじか」なんて言うと、相当アルバイトが面白くて、且つ話し方がうまくないと落ちる。
そもそも大学という「学びの場」で一番力を入れたことは「バイト」ってどうなの?なんて思われるかもしれない。
これは面接官によるんだけどね。
「学業以外で何か?」って言ってくる人も多いし。個人の価値観、経験によって「寄り」が異なるところだと思う。


この質問に対しては実は答え方は決まっているのだ。
一番力を入れた経験は答えてはいけない。
貴方が持っている中で一番「目立つ賞与」「目立つ実績」を軸に、貴方がそこで発揮した人となり、もっと言えば発揮したかもしれない人となりを述べればいい。

これ以外にも面接では沢山「裏の意図」が存在する質問が多い。他についてはまた後ほど。