2chに対する過大評価の数々と過小評価の数々
「見る価値のないサイト」
「ヲタクと人格破綻者の巣窟」
なんて書き込みをよく見る。
逆に2ch内では
「おれは2chをやっている。凄いだろ。」
「2chってやっぱり凄いね。」
といった旨の書き込みを時々見る。(特にblog炎上の時)
僕はどちらも正しくないと感じる。
2chが「見る価値のないサイト」かといえばとんでもない。匿名性の中でこそ書き込まれる貴重な情報や、細かく区分けされたジャンルの中でロングテール商品のニッチな情報を手に入れられることは価値あることである。
逆にその信憑性、書き込みの質はパブリックなものに比べれば、勿論劣るため、「2chが力を持っている」わけでもにし、「2chさえあれば生きていける」わけでもない。2ch万能主義なんてはなはだ可笑しい話だ。
結局、明確な事実は日本で最も情報量の多い掲示板であるということだ。これは誰も否定できない。情報量が多ければいいのかといえばそうではないが、情報量の多さは閲覧者の多さも意味するし、「同じ書き込み」ばかりでないのであれば確実に価値を持つ。ただ、見る人を選ぶのである。信憑性というリスクをしっかりと捉えられる人にとっては価値あるサイトなのだ。
ここで、ある人の言葉がしっかりと本質を捉えていることに気付く。
「嘘を嘘と見抜けないと(掲示板を使うのは)難しい」