足ることを知らず

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広告代理店の収益構造

クロスメディア時代到来、広告代理店に明日はあるか--著名4氏が討論 - CNET Japan

森田氏は以上の討論を受け、「今後の広告代理店はコンサルティング能力も備えたコミュニケーションを軸にした提案が必要」と明示した。今後は、特定の部署の売り上げを増加するための広告という考えではなく、会社全体として考えた上での広告展開を提案できなければならないということだ。
これまで極めて不透明だった収益構造が、クライアントのコストカットの強いニーズによって明らかにされようとしている。

そのためには、既存の概念だけで広告の提案を考えるのではなく、「個々人の情熱と豊富な知識」(岡氏)だったり、嶋氏の言うところの総合的な“人間力”などを駆使し、総合的な提案力が必要になる。これができなければ、クロスメディアはただ媒体を組み合わせただけのものであり、真の意味でのクロスメディアを実現することはできないという意識を、登壇者同士で共有し合った。


コミッション制と呼ばれるブラックボックスの収益構造の限界を色んな人が指摘している。
ついにコンサル、弁護士等の様に広告代理店の仕事も「フィー」制度に突入するのだろうか。
特に2つ目の□なんかで言われていることは正にエージェントとして働けということだよね。

すると「不透明」な部分は許されないんじゃないのと思ってしまう。僕はコンサルは「プロフェッショナル」だと学んできた。専門性を持たない人間の「フィー」は説得力を持たない。

さて、今後どういう風に収益構造を変えていくのだろうか。

コミュニケーションの形の変化(パラダイムシフト)とは別にして、ちょっと楽しみなところである。

まぁ、あんまりこの話自体にも詳しくないので、また詳しくわかったら書くよ。