エヴァ破を見に行ってきました。
20超えてから感じるのですが、音楽とか映画とかの透過率が全然違ってきたなと。結構注意していないと何の感動もなく素通りしてしまいますね。
さて、破を見ていて思ったのですが、後半はエウレカセブンに酷似していましたね。結構前評判が良かったので期待が過度にありまして、そこまで感動はしませんでした。ただ、色々考えたことを箇条書きにすると
・アスカが前よりも自分好み
・マリが最強すぎる。完全にどストライク。
・エヴァのくびれがなくなっている。前の方が・・・
・五号機が開始10分でログアウト
・加持さんは今回長生きしそうな希望がある。
みたいな感じですね。さすがというべきは次回作Qを物凄く見たくなってしまうことと、もう一回破を見てもいいかなと思ってしまうところでした。
さてさて、色々気付いたことがあったのですが、僕の集中力が最も高まったのは実はエンドロールだったのですね。
スポンサーの紹介でピザハットとかPanasonic、新日本製鐵、Lawsonが出ているのを見て、確かにキャンペーンやってるなぁ・・・、とか製鉄にも協力仰いでリアリズム追及してるんだなとか考えてました。Paselaとか、結構エヴァ押してるけどあれは勝手にやってるだけなのね。とか思ったり。ただ、大体の映画はADKなり電通、博報堂なりのクレジットが入っているのですが、エヴァにはありませんでした。
実はこれ、結構面白い事象なのですね。
http://blog.livedoor.jp/domesaka/archives/883189.html
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」のテレビ初放送視聴率12.7%【働くモノニュース : 人生VIP職人ブログwww】
scr=スクリーン数と初週の興行収入です。
13 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2009/07/13(月) 21:22:30 id:C6s172Xo0
428scr 12億 ルーキーズ
126scr 5.1億 ヱヴァ
400scr 4.8億 ごくせん
以下はテレビのエヴァ序視聴率
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」の視聴率が12.7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)
だったことが明らかになった。
2009/07/03(金) 22:13:55
NHK総合の勢い: 6res/分 22:00〜22:45 スポットライト
NHK教育の勢い: 24res/分 22:00〜22:25 美の壺
日本テレビの勢い: 2392res/分 21:00〜22:54 [映]
金曜ロードショー「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 TV版」TBSテレビの勢い: 31res/分 21:00〜22:48 中居正広のキンスマ
フジテレビの勢い: 123res/分 21:00〜22:52
金曜プレステージ さんま&くりぃむの祝第3回芸能界一斉調査(秘)
個人情報グランプリテレビ朝日の勢い: 35res/分 21:54〜23:10 報道ステーション
テレビ東京の勢い: 9res/分 22:06〜23:00 たけしのニッポンのミカタ!
以上を見てわかることはエヴァのコンテンツとしての異質さです。
例えば、実際に映画を見る人というのを仕掛け側で考えてみると
「ターゲット×ターゲット獲得率」で考えられるますが、エヴァというのは「ターゲット」自体の数って大したことないんじゃ?と考えられます。視聴率も高くありませんし、上映している劇場もあまり多くはありません。ただ、ターゲットの獲得率は異常に高いわけです。今日も立ち見でしたからね。ごくせんはかなり広いリーチを持っている代わりに例えばルーキーズと競合したり、そもそも映画で見る必要性を感じなかったりとターゲット獲得率が物凄く低いと考えられます。
で、思ったのですが、ターゲットが少ないというのは広告にとってどうなのだろうと。おそらくターゲットが少ないこと自体は構わないのだろうけど、そうすると代理店を挟む必要性は薄れるし、代理店側からも高いコストを払って映画の様な媒体に投資する必要もありません。
エヴァはあるべくしてスポンサーに代理店を入れていないかもしれませんね。というお話。