足ることを知らず

Data Science, global business, management and MBA

Twitterをやっていると本当にアホになるのかもしれない。

Twitterを続けていると馬鹿・アホになるっていうのは凄くわかる。 - 足ることを知らず〜Don’t feel satisfied 〜

今日、ネットビジネスイノベーション政策フォーラムUstを見ていたら、孫さんのプレゼンがあまりにうまかったので、役人のヒト達がこき下ろされていました。

「わかりにくい」
「孫さんのプレゼンが一番」
「話が長過ぎる」
「資料の作り方学びなおせ」
「司会が下手だ」

これ、凄く残念だったんですね。「聞く気のある賢い聴衆」であれば、理解できない内容ではなかったと思います。

結局、そもそも聞く気や理解する気がないんです。やっていることは孫さんのプレゼンと役人のプレゼンの比較であって、議論の本質を捉えよう、理解しようとしている人は少なかった。

「話が長い」「横文字使うな」というのは聴衆の全うな批判であるように見えて、「私にはあなたの話を理解するだけの知能がありません」とひけらかすのと同じではないでしょうか。そして、聴衆としての「モラルの無さ」「理解力の無さ」「知識の無さ」を話し手に責任転嫁しているだけではないでしょうか。

結局、「何だ、Twitter便所の落書きと変わらないな」と思ってしまいました。孫さんと言う素晴らしい発信者があれだけのプレゼンを行っただけに、受信者の質が低いなぁと強く感じたのです。それで、Twitter凄いと言われても、まだニコニコの方が、コメント職人のコメント楽しめるだけマシじゃんと思ってしまいました。

これはTwitterというツールやシステムの問題ではありません。使う人間の問題だと思います。もっといい使い方が出来るはずなのになぁと。