足ることを知らず

Data Science, global business, management and MBA

JINSのアプローチが面白い。

メガネのJINS【公式】| JINS - 眼鏡(メガネ・めがね)

メガネビジネスへの根本的な疑問。
前々から僕も疑問だったのですが、フレームが5000円程度で、レンズで1万とか2万取るメガネのビジネスモデルは何故成立しているのかという感情を上手く利用したCM。

JINSについて | JINS - 眼鏡(メガネ・めがね)
動画が見つからなかったのですが、JINSはレンズ代を例え非球面レンズでも「追加料金0円」としたわけです。

もう他のメガネを見ても、レンズは「追加料金」
この「追加料金」って表現は絶妙です。例え、JINSでメガネを買わなかったとしても、今後レンズ代は「追加料金」だと感じてしまいますからね。

そもそも、レンズ代で倍だったり、結構な額を取るのに最安の5990円〜とかいう表示はどうかなって感じはしますよね。

不況時の数少ない良い点というのはこういう「おかしなビジネスモデル」だったり、「おかしな課金制度」というのがちゃんと見直される点にあると思っています。

広告では「魅力を伝える」ことだけでなく、「周囲の異常」を伝えることで、結果的に自社の魅力を訴えることが出来る場合もある良いケースだと思います。