足ることを知らず

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仕事の出来る人とは

仕事論・能力論については確か以前のエントリでも述べた気がするのだが、今回はまた別のアナロジーを使って述べてみたいと思う。

実は直球力、コントロール、緩急みたいな話は少し当てはまりが悪かった。その能力が何なのかという定義も曖昧であったし、イマイチ自分の感じる「凄い」とは比例しなかったのである。

今回は完全に仕事量という一軸で考えてみた。
勿論、仕事量なんて仕事の質によってバラバラで、それこそ仕事量なんて軸は曖昧かつ、当てはまりが悪いというかもしれない。

ただ、自分の周りで当てはめてみたら結構当たったと思うので書いてみたい。



仕事距離(km)

=仕事平均速度(km/h)×仕事維持時間(h)×仕事安定度(±%)

={①仕事最高速度(km/h)+②仕事最低速度(km/h)}/2×Mini{③精神的仕事維持時間(h),④肉体的仕事維持時間(h)}×⑤仕事安定度(±%)



各変数の説明
①仕事最高速度:ぶっちゃけ頭の回転数だと考えている。アイディアに関しても、計算に関しても、速くて「あぁ、頭いいなぁ」なんて奴は絶対にいる。ここで非凡な奴はちょいちょいいる。
ついでに自分のことを述べれば、ここだけならそこそこ自信はある。僕が一流だと感じる人にもいい勝負をするのではないかと感じる。「切れ味あるよね」ってよく言われるし。完全な他己評価だけど。


②仕事最低速度:一日の最低のパフォーマンス量みたいな話だけど、要は真面目かどうかである。真面目な奴はだらけたとしても「ここまで」っていう線が意外と高い。最高速度が高くても意外とうさぎとかめみたいな結果にはなりがちだと感じる。

③精神的仕事時間
④肉体的仕事時間:要はスタミナ。何時間平均速度を保ってられるかって話。特に④に引っ張られて無理って人は多いんじゃないかな。また④は日単位で考える時有効で、③は月単位で考えてみると有効かもね。


⑤仕事安定度:ムラがあるね。と言われるかどうか。①、②と違う点は、日によって、ジャンルによって、モチベーションが大きく変わってしまいがちな人間はブレが大きい気がするぞ。と。


で、①と②はなかなか変えられない。俺もそうだけど、やるときゃやる。やらないときはやらない。っていうスタンスの人間がいきなりずっと集中し続ける人間にはなれるわけがない。①②は適性の問題なので仕事の質によっても大きく異なると思う。

③④⑤は鍛えて損はない。特に⑤なんて簡単にムラを無くすことが出来ると思う。ただし、簡単にムラだらけの人間にもなれる。気を抜いてはいけないジャンルかもね。

結局ほとんどの仕事では同職種で①②に大きな差がついていることはないから、③④がモノを言うことになる。特に「やりがいのある仕事」って①、②が非凡な人間が集まっている可能性が高いから③④の差が顕著に出ることになる気がします。


うーんうまいこと言ってるのかな・・・。