足ることを知らず

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聴衆心理

聴衆は多くなれば多くなるほど「正直」になる。


これは僕の自論だけどあながち間違っていない気がする。

また就職活動の例で申し訳ないが、例えば面接の時。


「君の強みは何ですか?」
なんていうヨクワカラナイ質問に答えなければならない。
正直答えたくないはずだ。自分プレゼンが好きな人以外は。

1対1であれば、貴方は目を動かすのすらためらわれるのではないか。ひざの上にしっかり置いた拳を動かすのも勇気がいるはずだ。

それに対し、グループ面接では上記の行動くらいは可能である。しかしながら、聞きたくもない他人の話をうんうんと聞くことにかわりはない。

グループ面接中に、携帯をチラッと見るのもためらわれるはずだ。



これに対し、50人規模の会社説明会・面接待合室。
鞄の中に入れたまま携帯をチェックする姿をよく見かける。

人数が増えていく度に、ヒトはやりたいことをやるようになっていく。それは、話をしている話し手と聴衆の一人当たりの寄与度が大きく薄れていくからかもしれない。

幼児のように児童が人の話をいつも聞かないのはまた別の話なので、また後日。