これを踏まえた上で、教授の発表を最小限にまでまとめるとこのようになります。
* 戦争ゲームや数独、Facebookの利用はワーキングメモリを強くする。
* TwitterやYouTubeの利用はワーキングメモリを弱くする。言い換えればこうなります。
「Twitterをしすぎるとアホになります!」
これって経験ベースでも凄く感じることだと思う。
それは「表現をぼかす」ということに慣れ始めるということだ。
例えば「○○が好き」というときにせいぜい「□□という点が」というワンフレーズを入れるだけで終わってしまう。「何故」それが好きなのか、「具体的にどこが」好きなのかといった詳細・Detailの部分を追求して述べようとすると文字数が足りなくなる。思考停止を起こしてしまうのだ。
勿論、シンプルに物事を述べることは大切だ。むやみに長い文章で何のimplicationも存在しないようなものよりも、シンプルに表わされた文章の方が格段に美しく、伝わりやすい。ただし、それは複雑な思考を抽象化してこそ素晴らしさや深さが現れるわけで。Twitterほど気軽なツールだと、Tweetする前に色々考えることも少ないだろうし。モバイルからのTweetならなおさら。
発言を文章へと加工しなくなり、活字発信を気軽に捉えることはアホへの一歩かもしれない。
英語でのTweetだと詰め込める情報量も圧倒的に少ないのでなおさらかもね。