足ることを知らず

Data Science, global business, management and MBA

面白いと思うビジネスプランのジャンル

コンサルタントの方々に言わせると、ビジネスプランが上手く行くか行かないか直観でわかる時期が来るという。

確かにビジネスプランどうこうよりもそのプランに傾倒する自分の姿勢の方が大切かもしれない。しかし、それは自分一人で何でも出来る創業初期の頃である。プランに巧妙さ・美しさが存在しなければ、自分の手を離れた時にうまくお金が回るシステムは成立しない。

ドラッカーは著書ネクスソサエティで「起業家が犯しやすい4つの罠」を述べている。

第一の罠は想定していなかったところで成功したときに生ずる。多くの起業家が市場よりも自分を信じたために消えている。
第二の罠は彼らが利益を第一に考えることである。利益は第二である。キャッシュフローが第一である。
黒字倒産等のことを話しているかもしれませんが、この話については真意を掴まないと知ったかぶりになってしいそう。
第三の罠は成長が持ち込む問題である。生産が追いつかない。マネジメントが追いつかない。
第四の罠は事業が成功しても自分が主人公だと思っているときである。

第三、第四を見ればわかるのだけど、創業者がいなくなったとき、その会社を支えるのは創業者が育てた人材とそれらを支え、また支えられる「プラン」の存在である。



さて、そのプランで最近面白いなぁと思うジャンル、というかカテゴリを挙げてみた。


①E-コマース関連:何を今さらと思うかもしれないが、Amazonも結局既存の運輸業者に依頼している。運輸業は完全に成熟しており、しばらくイノベーションは起きそうにない。であれば、デジタルの世界で行われた商取引のアトムによる施行について何らかのビジネスチャンスがあると思えてならない。逆に小売業界はこれらのチャンスをモノにしたイノベーターによって駆逐されていくに違いない。

②健康関連:相変わらずの人気だと思う。ただし、胡散臭いものや美味過ぎる話に人々が乗らなくなってきた。これはいい傾向だと思う。よって昔ながらに体に良いとされている「運動」の新しいビジネスや、医療関係の情報管理等チャンスが転がっている分野だと感じる。医療関係の人件費やサービスの問題は特に解決しなければならない問題にも関わらず、10年前20年前のリソースや方法論が平気で使われている。自由競争の脅威に晒される日は近い気がする。その場合準備していた者だけが勝つ。

③リサイクル:温暖化等を含めるとエコとなってしまうが、寒冷化だのなんだのと少し怪しい話になってきた。捨ててきたが実は使えるモノに注目したビジネスチャンスは使い切られたように見えてまだまだ現存かもしれない。アウトレットやリサイクルはイメージ戦略次第でまだまだ流行ると思う。


高齢化等の問題は入れていない。ターゲットのパイが大きいことが必ずしもマーケットのパイが大きいことと同義ではないからだ。


また、プランはジャンルと共に優れた「ビジネスモデル」が存在して補完される。お金の取り方払い方が優秀でなければどんな面白いものでも駆逐される。これについてはまた後日。

全然MECEではないがツラツラ書き綴ってみました。また資料等加えたりしようと思います。