足ることを知らず

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人脈を作る

最近、「○○業界の方必見!素晴らしい人脈が出来ます・・・・場所は六本木・・・・」みたいなメールが時々来ます。要は飲み会だったり、パーティだったりなのですが。

仕事に生きる人脈作りってどうすれば出来るのでしょうか?


ここに関して言うと、「いい仕事が出来る人間には、いい仕事をする人間が集まり、もっといい仕事が出来るようになる」というのが持論なので、いい仕事をしない、ていうか仕事してない現時点での僕にネットワークが作れるとは全く思っていません。

辛うじてあるとすれば「強制力」があるのは一つ助けになるかもしれません。例えば、同級生なんていうのは大して仲良くなかったり、好きじゃなくても「人脈」に成り得るものです。それは「一定期間、一緒に過ごさなければならなかった」という強制力が効いているのです。
過去の共通した強制力は人脈形成の第一歩としては使えます。しかしながら、第一歩に留まるのみという状況を僕は何度も見てきていますから、これは本当にお助け程度に考えた方がいいでしょう。

では仕事をしていない人間が有力な「人脈作り」をするには何が必要なのでしょうか?

よく、「合コンにはいい出会いがない」と言いますね。あれと実は同じなのです。いい出会いがないはずの合コンで付き合い始めたカップルは山ほどいます。要は、「合コンで終わる」から駄目なのです。
即ち、人脈形成の第一条件は「終わらせない」ことです。
連絡を絶やさない、交流を一定間隔で欠かさず継続することが大切なのです。

次に大切なことは「大きなイベントにおける衝突若しくは協力」です。感情が大きく動くことなしに人脈が形成されることはまずありません。衝突の場合にはそこからの回復が不可欠ですが。何か大きな課題を共に乗り越えた時、何かについて本気で議論し、対決してから仲直りした場合はかなり固い結束が出来ているに違いありません。


この二つの条件は人脈にも恋愛にも当てはまる話です。というか、恋愛って人脈の一つの形ですからね。


で、もう一つ人脈の形があります。それは「友達の友達」というやつです。これはありうる。ただし、「友達」という一つの橋がかなり強くなければ意味がありません。つまり、「親友の」「知り合い」だったり、「知りあいの」「親友」では意味がないのです。
いわゆる恋愛でいく「紹介」というのも二人の相性にもよりますが、「親友の親友」を紹介してもらえば、周りのプッシュがありますからカップルになる確率は高いと思います。


要は、人脈を作りたい人というのは既存の「親友」から広げていくか、「知り合い」を必死で維持していくしかないわけです。

だったら仕事出来る人間になるのが一番早い気もします。。。ただ、人脈がないと仕事も出来ないのでしょうが。そんなお話。