足ることを知らず

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海外生活の前に準備すべきこと

2016年7月29日から1年くらい、海外で一人暮らしをすることになりました。ビザ等に関しては各国に依存すると思いますし、たくさんのブログがあると思うので、そちらにお任せします。

今回のテーマは、日本を出る前に何をしておくか、海外(特に今回は英国)で何が出来るのか?という話です。とにかく出国時には山程のタスクが降ってくる状態で、洗い出しをミスると、結構洒落になりません。

そこで、生活の基準である衣食住に加え、「健康」も含めて準備しておくべきこと、準備しなくても国外で対応出来ることを列挙してみます。


まず、洋服。よっぽどお気に入りのもの以外いらないと思います。3日位の服だけ持って、後は現地で買うで十分かと思います。


価格:ファストファッションであれば、ほぼ日本と変わらない若しくは安い位。クレカで買い物をすると、ほぼIDを求められるので、用意しておきましょう。
アウター:ブランド物は別として、価格によるかなぁと。捨てる若しくは保存するですが、2~3万以下のもので劣化があるものは捨てました。
シャツ/Tシャツ:これは体型に依存します。ぶっちゃけ筋肉がそれなりにあるなら、全然現地調達で○。僕はSサイズが全くハマりませんでした。
ボトムス:これは評価が分かれます。というのは、丈合わせとかしないとほぼハマりません。欧米人の足の長さは想像以上です。唯一3~4本持って行った品でしたね。
下着/靴下類:そもそも全然持って行きませんでした。全部現地調達出来ますし、安いです。
手袋/マフラー:意外とこういう系のものって、飽きがこない上にわざわざ買うのもアホらしいので、これだけは持って行きました。
※地元ファストファッションのPrimarkに行った時の記事を後日上げます



日本食は取り敢えず食べ溜めしておいて問題ありません。ラーメン中毒のヒトとかは、逆に中毒を抜いておかないと、こちらでおなじ感覚でラーメンを食べてると破産します。
個人的にはコンビニの惣菜が大好きだったのですが、洋風の惣菜をスーパーで買う分にはそこまで変わらない水準で食生活が過ごせそうです。

水:ほぼ同じくらいです。
酒:若干英国のほうが安いです。
果物:モノによりますが、いちご等は味もほどほどで英国のほうが圧倒的に安いです。
野菜:同じ位ですが、日本で売っている国産より圧倒的に安いです。
肉:意外に結構します。国産のものが多いようですね。その代わり、加工肉はびっくりするくらい安いです。
調味料:ほぼ変わりません。味はドレッシング系があまり美味しいものが無いです。
炭水化物:私が全く食べないので、全くわかりませんがサンドイッチ200円〜って感じなので、ちょっと高いかな。

因みに外食は普通のレストランでランチ1食1500円〜3000円、ファストフードで1000円前後と考えておいたほうが良いと思います。



一番日本でやっておくべきことが多かったです。英国での住居は、かなり形式があり、それに依存してやることも異なるのですが、いくつか下記に書かせていただきます。


住居の解約:2ヶ月前や1ヶ月前等、いつまでに告知をしなければならないか、契約を再確認しましょう。
家財移動:これは5パターンしかありません。①預けられるヒトに預ける②欲しいヒトにあげる③粗大ごみとして捨てる④持っていく⑤倉庫に預ける。私の場合、持っていける荷物が少なかったことや、UKはほぼ家具が揃っているので、①〜③で対応しました。⑤の倉庫は、1month15000円位のコストが発生してしまうので、日本に定期収入がないと辛いと思います。個人的に②をもっと早く告知していればよかったなぁと思っています。そういう意味では、早めに荷物の洗い出しはしておいたほうがいいと思います。
粗大ごみ:これも結構しびれます。まず地方自治体に予約をしますが、パソコンや冷蔵庫は全く違う組織が引き取ります。また、一発で10個までしか出せないなどの謎のルールや、各粗大ごみで価格が異なります。これは、各地方自治体のルールを熟読してみてください。
住民票を抜く:これは、メリット・デメリットあるので調べて見ましょう。ただ、一番大きな基準は「一年以上その場所に住むことはないか?」という点だけです。それを満たさない場合、逆に住民票のある状態が?となってしまいます。因みにこれは地方自治体によって「抜く」と言った時のリアクションが異なるようです。
光熱契約:水、ガスはスムーズだったのですが、電気のみ全く電話が繋がりませんでした(東京電力)。電力自由化の影響もあるのかもしれませんが、こちらも2~3週間前くらいから準備を始めたほうが良いと思います。
携帯の解約/休止:auであれば、羽田で休止の申請ができます。これは結構便利でした。というのも、他のサービスと異なり、携帯は休止/解約を「○日」までと設定出来ず、その場でバチンと切られるので、直前まで粘れないと結構不便なのです。
郵便局への転籍届:送り先は実家(あれば)にするしかありません・・・。


健康

薬:やはり英国の薬は日本人にはキツいかも知れません。なので常備薬やお腹の薬は持っていったほうが良いでしょう。
ウォッシュレット:中毒の人はポータブルウォッシュレット持っていたほうがイイです。便利です。

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歯の治療:やっておいたほうがいいです。私は虫歯が見つかって、危なくロンドンで爆死級の痛みかお金のトレードオフに陥るところでした。
エイズ検査:これは後日記事にしますが、せっかくの機会ですから自分がどんな病気のリスクにあるか全て調べておきましょう。なんせ保健所であれば「無料」です。本当は人間ドックもやりたかったけど・・・。

最後に
また、詳しい話はそれぞれ個別記事でご紹介しますが、こういうタスクの洗い出しって仕事に似ていて、とんでもないものが突然出たりします。
そこでちゃんと対応するためには、そこまでのタスクがきっちりと整理されていること。整理というのはプライオリティの入れ替え含めですね。
個人的には結構バタバタしたけど楽しい1ヶ月でした。
(因みにオンラインビザ申請を7月上旬、住む場所を7月中旬に決め、ビザ申請を帰国後直後という突貫スケジュールでした笑)