足ることを知らず

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prepared mind

先日のアントレプレナー道場はmixi笠原社長のケーススタデイでした。
アントレプレナーシップとは一体何なのか?というアバウトなお題に対し、実際のアントレプレナーからその「源」を分析しようという試みです。

その際に一つ大きなテーマとして言及されたのが「prepared mind」 でした。こちらは直訳すると「準備された心」。決して落ち着いているとか、肝が据わっているという意味ではありません。

ずっとある一つのことについて考え続け、素晴らしいアイデア、知見(セレンディピティ)が直観的に自分に吸い込まれる準備が出来ている状態がPrepare mind であり、イノベーションには欠かせないことだというお話でした。例えば笠原さんであれば新しいwebビジネスについて考え続け、mixiのアイデアを聞いた時にセレンディピティが降ってきたでしょうし、木村秋則さんであれば林檎の木に考え続け、土を見た時に降ってきたのでしょう。

僕も小さなprepare mindの経験があります。prepare mindのためには3つの条件があると僕は思っています。

①考え続ける「テーマ」に対し、本質的な好意がある
②絶対にそれをあきらめない執念がある
③常に大きなビジョンを考え続ける野心がある

この3つを持って、prepare mind を持ち続けることがイノベーションへと人を導くのかもしれません。


僕はInputとOutputを即時的に結びつける行動力やInputのうまさが笠原さんの本質だと思っていましたが、実はInputのうまい人というのは、即ちInputがきっちりOutputに結びつく人であって、その準備は常に心の中で考え続けることなのでしょうね。


昨日はもう一ついい出会いもありました。popInの程社長にお会いしました。サービスを今も使っているのですが、ドラッグアンドドロップと少し競合してしまうところがマズいかもしれません。未だこのアドオンを完全にマスター出来ているわけではないので、もう少し使ってみることによって程社長と建設的なお話が出来たらなと思っています。